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| 電子カルテで管理するデータ |
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| 前回、前々回は、カルテ2号紙への記載データ(主訴・所見[左側]、診療行為内容[右側]、病名)の入力方法について説明させて頂きましたが、今回は、2号紙記載データ以外のデータの管理方法や、データのバックアップの方法、または保存義務期間(診療終了より5年間)を過ぎたデータの扱いについて、ご説明致します。 |
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| 2号紙記載データ以外のデータ管理 |
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1)医用画像 フイルムレス運用をされる場合や、データ発生量が多い場合は、別途PACS(医用画像ファイリングシステム)を導入され、そちらでデータ管理される方が良いでしょう。電子カルテとこれらシステムとの連携は、メーカー間の実績の有無により対応方法が大きく異なりますので、事前に十分ご確認ください(詳細は次号でご説明します)。 |
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2)臨床検査結果 大部分の検査センターがFDやオンライン配信等で汎用的なフォーマットのデータを提供することができ、電子カルテではそのデータを取込みます(検査報告書の保管は必要)。検査を委託される検査センターに事前に汎用フォーマットでのデータ提供を依頼する必要があります。 |
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3)文書 他院より提供された文書はスキャナで読取ることにより(文書自体の保管は必要)、電子カルテ端末より参照することができます。また他院への紹介状を作成する場合は、電子カルテに入力されたデータ(患者属性情報、病名・投薬データ等)を転記して、簡単にすばやく文書を作成することができます(そのデータを控えとして電子カルテ上で管理します)。電子カルテで作成する文書については、予めパターン毎に雛形を作成しておく必要があります。もちろん、1〜3は電子化しない、あるいは段階的に電子化する、といった運用も可能です。 |
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| データのバックアップと待避の方法 |
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電子カルテに登録された極めて重要なデータは、万全を期して二重三重にバックアップを取ることをお勧めします。 以下はあくまでもその運用例です。 |
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【日々の作業】
1)カルテ登録保存のタイミングで、都度そのカルテデータを電子カルテサーバ以外のハードディスク領域に保存します。
2)電子カルテの終了(電源OFF)時に、カルテ記載データと、画像や文書の本日追加分のデータを、電子カルテサーバ
内の別エリアにバックアップをとります。
【週1度の作業】
3)カルテ記載データを「1」とは別の、DVD等の別媒体に保存します。
【月1度の作業】
4)全データをハードディスクごと、バックアップ用のハードディスクにコピーします。 |
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また、法で定められた保存義務期間(診療終了より5年間)を過ぎたデータは、必要に応じてDVD等の別媒体に待避させます。そしてこのデータを参照する時は、該当DVDを装着してデータを参照します。こうした方法により殆ど参照することの無い何年も前のカルテデータに電子カルテシステムが圧迫されること無く、運用することが可能となります。 電子カルテのデータ管理は、ユーザ様の自己責任の範疇になります。各々の診療所様の方針や運用方法をもとに、“何をどこまでどのように管理するか”を十分に検討することが肝要です。 さて次回は、電子カルテと院内周辺機器との連携についてご説明致します。 |
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| 著者:メディコムビジネスユニット 医科システム部 主任企画員 得能 稔 |
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| MD 2006年5月号(株式会社クリニックマガジン)より抜粋 |
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